サービス提供前のお客様に「やっぱりいりません」と言われたら、あなたはどう対応しますか?
先日、当社の起業家育成アカデミーである
ファンビジネスアカデミーのアカデミー生のひとりから、
こんな質問がありました。
「セミナーにご参加いただいたお客様が、
その後、個別相談に申し込んでくださったのですが、
個別相談前にご提出いただく質問表をお送りしたら、
4人中、2人の方から
「やっぱり個別相談しなくていいです」
と連絡がありました。
どうしたらいいでしょう」
あなただったらどうしますか?
わたしはこう伝えました。
「そのお客様は、
プロフェッショナルであるあなたから見て、
個別相談をした方が、
その方の幸せにつながると思いましたか?」
その質問に対して、
アカデミー生は即答で「はい」と答えました。
「ご本人はまだ気づいて
いないかもしれないけれど、
◆◆の部分は解決した方がいいし、
●●についても力になれると思います」と。
もしそうなら、
絶対にこちらから
お客様の手を離してはいけません。
お客様は、素人です。
あなた、というプロフェッショナルの力が必要かどうか、
お客様には判断がつきません。
だから、素人考えで、
「まだ今のわたしには必要ないだろう」とか、
事前質問を見て、
「こんなたくさんの質問に答えられない」とか、
「個別相談に行ったら、売りつけられるんじゃないか」とか、
いろんなことを考え、
「やっぱりいいです」
と言ってしまうことがあります。
それを真に受けて、
お客様の手を離すのは、
「わたし風邪なんです」と
言ってきた患者をろくに診察せず、
そのまま風邪薬を処方する医者のようなもの。
ありえないですね。
わたしたち起業家サイドは
プロフェッショナルです。
お客様が何を言おうと、
あなたが力になれると確信するなら、
あなたから手を離してはいけません。
信頼関係をきちんと築き、
プロフェッショナルとしての見解をしっかりと述べ、
それでも「いらない」と言われることもあります。
でもそこまで伝えてもいないのに、
「お客様がこう言うから」、
などという理由で手を離すのは、
もはやプロフェッショナルの
態度ではありません。
大切なのは小手先の話術でも
クロージングテクニックでもなく、
あなたのプロフェッショナルとしての
『在り方』です。
あなたは縁ある方に
どこまで関わる覚悟で
お客様と対峙しているでしょうか。
ちなみに・・・
この話をした直後、
アカデミー生は、個別相談を断ったお客様に連絡をし、
誠心誠意、想いを伝えたところ、
お客様から、
「ありがとうございます!
ぜひ改めてお願いします!」
とお返事をいただきました。
しかも、2人ともです。
本当に嫌だから断ったんじゃない。
あなたの起業家としての在り方を
お客様が試してくださっているのです。
誰が何と言おうと、
あなたのプロフェッショナルとしての
在り方を貫いてくださいね!
※ブログの記事は、
メルマガでもお届けしています!
毎朝8時に届きますのでぜひどうぞ!!