ある朝起きたら、愛する人が冷たくなっていたら。
【ある朝起きたら、
愛する人が冷たくなっていたら】
その悲しみを、
あなたは想像することができますか?
*
仲間のご主人様が、
49歳という若さで急逝されました。
原因はクモ膜下出血による
突然死だったそうです。
彼女のフェイスブックには、
死のほんの一週間前に、
ご夫婦で阪神の試合を観に行った
写真がアップされていました。
こんな週末を迎えることになると
誰が想像できたでしょうか。
*
わたしの父も、
自身の誕生日の日に、
クモ膜下出血で倒れました。
わたしが夜に送った
「お誕生日おめでとう。
身体に気を付けてね」
というメールは、
今も開封されぬまま、
父の受信ボックスに
残されています。
*
ある日突然、
愛する人がこの世を去る。
そんな悲しみを
わたしももう味わいたくないし、
わたしの愛する人にも
味わってほしくない。
*
好きなことで仕事をしよう。
毎日ワクワクして生きよう。
好きな人をお客様にしよう。
素敵なことだけれど、
でもそれらはすべて、
あなたの命あってこそ。
どうか、
愛する人のために、
元気で、笑顔で、
長生きすると決めてください。
*
健康診断や、
専門家への相談。
ストレスの発散や、
自分への癒し。
自分自身をいたわることが、
愛する人を悲しませないことに
つながります。
医療や健康関係に
従事されている皆さま、
どうか周りの人の健康を
一緒に守ってあげてください。
皆さんがさらに
活動の輪を広げられることが、
遺族の涙を減らすことになると
信じています。
*
「大往生だったね」
「孫やひ孫に囲まれて
幸せな人生だったね」
そう思えるお葬式にしか、
もう参列したくありません。
泣き崩れそうな身体を、
娘さんに支えられながら、
嗚咽交じりで読んだ
喪主の挨拶。
今も頭から離れません。
*
愛する人と、
一日でも長く一緒に生きていきましょう。